万が一に備えて自転車の保険を

事故の当事者になっても慌てずにすむように…。
自転車保険への加入を検討しましょう。

事故というと、私たちはつい自動車事故のことを思い浮かべてしまいがちですが、自転車と歩行者による事故も、平成17年度で18万5千件余りといわれています。
けれども、自転車には自動車の「自賠責保険」のような強制保険の制度がないため、事故の当事者となった人が必ず保険に加入しているとは限らず、十分な賠償能力をもっているとは限りません。また、自転車と歩行者の事故が発生した場合、被害者が重大な被害を負ってしまうことも少なくありません。万が一の場合に備え、「自転車保険」や「個人賠償責任保険」等への加入を検討しておきましょう。
警察庁の統計による

代表的な保障内容としては

保険会社によって保険料や保障内容に違いがありますので、保険に加入するときは、よく比較検討してから加入しましょう。

自転車にまつわる事件事例

(携帯電話の使用中に起きた自転車事故で、5,000万円の賠償命令)

神奈川県横浜市内に在住する57歳の女性が、携帯電話を使用しながら自転車に乗っていた高校生(当時)に背後から衝突され、重い後遺障害が残ったとして、自転車に乗っていた19歳の女性とその父親を相手に損害賠償の支払いを求めていた民事訴訟の判決が横浜地裁で開かれ、裁判所は女性に約5,000万円の支払いを命じました。

【大きな賠償責任が求められた事件事例】

自転車で通学中の高校生が誤って脊椎損傷による心身麻痩をおわせた。           賠償額:約6,000万円
街灯のない線路際の道で夜帰宅途中の高校生が電車に気をとられ歩行者に衝突、被害者は死亡。賠償額:約3,910万円
無灯火の自転車で夜帰宅途中の高校生が、歩行者に気づかず衝突、被害者は死亡。      賠償額:約1,170万円


TSとは、TRAFFIC SAFETY(交通安全)の頭文字をとったもの。
TSマークは自転車を安全に利用してもらうための制度。自転車安全整備士が普通自転車を点検・整備して安全の確認をしたときに貼られるマークです。
TSマークが貼ってある自転車には「TSマーク付帯保険」がつき、事故にあった場合の保険となります。「TSマーク」のついた「自転車安全整備店」の看板のあるお店で取り扱いがあります。
詳しくは・・・
(財)日本交通管理技術協会
http://www.tmt.orjp/