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フル装備の総重量は50〜60kgを超えることもある。

海外サイクリングのコース設定には原野や砂漠地帯など、人里離れた場所を何日間も走るため、生活用具一式を自転車に積み込まなければならないこともある。その総重量は想像を絶する重さで自転車をまっすぐ走らせるのにもテクニックが必要になる。

  • 軽量化より、耐久性を重視したフレーム設計
  • 剛性の高い肉厚フレーム
  • ソフトな感触のゲル入りサドル
  • MTB用のブレーキを流用すれば強力な制動力が得られる
  • トークリップ&トーストラップ
  • ギヤ比の低い設定
  • 予想以上にかかる荷重を緩和するクッション性の高いハンドルグリップ
  • 発光タイプのリフレクター
  • 雨天でも安心のマッドガード
  • サイドウォールの丈夫なMTBのタイヤ

  • 丈夫なフレームとキャリアは、
    海外をサイクリングするための最低条件だ。
    月間でも約2000km、年間で20000km以上走ることもある海外長距離サイクリングでは、過酷な走行条件下でもトラブルを最小限にとどめるための耐久性に優れた強度を高めた特注自転車が必要になる。

    スペアタイヤ 鉄製リヤキャリア
    鉄製フロントキャリア
    大型のポリタンク
    インフレーター 
     
    フロントバッグ
    カメラなどの精密機器や貴重品、手回り品などこまめに出し入れするものをまとめる。

    大型フロントバッグ

    リアパニアバッグ
    もしくは

    リヤ両サイドバッグ


    重量のあるものを下に、衣服や食料など左右に均等に振り分けてパッキングする。
    燃料用ガソリンボトル

    大型ザック

    テント、シュラフ、テントマット

    小型ザック

    洗面用具、日用品
    ダイナモタイプの
    ヘッドランプ


    左右フロントサイドバッグ

    フロントの重量を軽くするため、食器セットなどキャンピング用品は軽いものを中心に、下部に重さを集中させて安定させる。

    海外サイクリングに必要な装備
    持ち物
    洗面具
    着替え(上着、下着、長ズボン、靴下)
    タオル
    ウインドブレーカー(防寒用)
    雨具
    地図
    工具一式
    補修パーツ
    (ブレーキブロック、ワイヤー類)
    チェーンオイル
    パンク修理セット
    カメラ
    ファーストエイドキット
    簡易食料(糖分の補給)
    ヘルメット
    グローブ
    (指無し/冬は指付き)
    キャンプの場合
     
    簡易テント
    テントマット
    携帯ガスコンロ
    食器セット

     
    月間の走行距離は、平坦な地形で1500〜2000kmが目安。
    コース設定と目的地によって舗装路と不整地の割合が異なり走行条件が大幅に変わってくるため、1日の走行距離、月間の走行距離は1,500〜2000kmを基準にして設定する。
    プランを強行しない 各国のベストシーズン 自転車の盗難
    スケジュール通りに行程を消化しなければならないというような強迫観念にとらわれると無理が原因で思わぬ事故につながる。体調や気力、天候に合わせて臨機応変にプランを調整することが大切。
    世界一周は移動範囲が広範にわたるため、各国のシーズンごとの気温、降水量、乾季、雨季などを事前にチェックしてベストシーズンを選んでコース設定をする。
    意外に多いのが世界一周中の自転車の盗難。世界各国の治安の違いで予想以上の強行手段で持ち去られるケースも多く、鍵をかける程度では予防にならないため、自転車から目を離さない、離れないことが最大の防御だ。
    休息日 予算 宿泊
    長期間に対する不安からくる精神的疲労や、連続走行がからだに与える影響は予想外に大きいため予定通りの休息より、疲れを感じたら休息日にするほうが効果的。悪天候や体調不調のときはスケジュールを強行しないで、「やめる勇気」もサイクリングには欠かせない。 切り詰め過ぎた予算での強行は事故やトラブルの原因になりやすいため、1日の予算を多めに設定し、余裕をもったスケジュールが必要。 治安のいい国では野外や整備されたキャンプ場、RVパークでのキャンプが主流となる。日本同様、 各国にはリーズナブルなユースホステルやペンションもあるので、キャンプの合間に休息を兼ねてうまく利用すれば疲労が解消できる。
    海外旅行保険 各国の風土病対策 ビザの取得
    交通事故をはじめ病気などの万一のトラブルに安心の保障が得られる保険への加入は、世界一周に欠かせない。
    事前に専門医のアドバイスを受け、コレラ、マラリヤ、赤痢、破傷風、黄熱病などの予防接種と予防薬の服用は欠かせない。また国によっては、無料で接種を受けられるところもあるので要チェック。
    パスポートと、国によっては予防接種証明書があれば取得できる。海外は費用も安く即日発行してくれる国もあるが、通常は1週間程度かかる。

    海外サイクリングの必需品
    極寒地用シュラフ
    ガソリンコンロと
    コッフェル
    薬品
    マイナス10℃〜45℃の世界の過酷な自然環境に対応できる羽毛100%の極寒地用の シュラフが必需品。
    世界一周で欠かせないのがキャンピング。自炊用具の最低必需品がガソリンコンロとコンパクトなコッフェルのセットである。トラブルが少なく信頼性の高い、世界のガソリンに対応で、一人分の料理はこなせる。
    痔薬、口内炎薬、解熱剤、頭痛薬、下痢止め、外傷用軟膏、抗生物質などがあれば、突発性の身体の異常の応急手当はできる。
    ラジオ
    ガイドブック
    メカトラブル パンク
    国境を越えて旅行をする海外長距離サイクリングでは、危険から身を守るためにも刻々と変化する世界情勢を収集することが絶対に必要である。とくに短波放送のNHKジャパンは世界中どこでも受信できる。また諸外国の地域別ニュースはBBCが国の政情などを詳しく伝えてくれる。
    最近では「地球の歩き方」といった街の 隅々までを細部にわたりレポートした実用的なものが多く便利になったが、あくまでも参考程度に考え、自分の目と足で実際の現状を把握することも大切。また現地で英語版のガイドブックを入手するのも方法だ。
    スペアチューブ、タイヤを最低2本は用意。修理は後日にしてチューブ交換が基本。とくにタイヤに刺さった異物のチェックは欠かせない。
    スポーク切れ

    総重量が100kgにおよぶ世界一周では、スポーク切れは常識。スポークの予備は最低20本以上あれば安心。スポーク切れの応急処置の方法はサイクリストの必須技術。

     

     

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