西洋文明の波が押し寄せて来たとき、そこに自転車という新たな乗り物を眼にした日本の人々。
その人々の中には自転車を人や馬に代わる交通機関になり得ると考え、その開発に情熱を注ぎながらも早過ぎた時代に飲み込まれ、夢破れていった男たちがいた。
また、文明の波と共にその職を失いながらも生活の糧として自転車造りを見出して果敢な取り組みで功を残した男たちもいた。
作品としての自転車は残っていなくても結果として後世に名を残した男たちがいた一方で、無名のまま作品としての自転車だけが残ったものもあった。
明治の動乱の期に無名の男たちの手によって造られた自転車が今その姿を現し、名が残った4人の男たちが今明らかにされる。
そこから日本人の実力・たくましさが見えてくる。
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