「ヨーロッパの自転車 今むかし」展
     平成22年4月10日(土)~7月11日(日)
  科学技術館2階情報室  9:30~16:50
 
     

 自転車がドイツで誕生してから193年、日本に入ってきてから150年近くになります。その長い歴史の中で自転車は私たちの生活の中で最も身近な乗り物になったということは日本もヨーロッパも変わりはありません。しかし、日本とヨーロッパの気候や地形などの風土の違い、社会文化の違いが身近な乗り物であるゆえ利用の仕方にも相違が生じ、それに合わせて自転車の種類にも相違が生じてきました。
 ヨーロッパでは自転車をスポーツとして、レジャーとして早くから取り入れてきましたので、それに適した素晴らしい自転車が日本より早い時期から造られています。また、ヨーロッパでは自転車は車道を交通ルールを守って走るという規範が成立していますので、荷物を運ぶための自転車・幼児二人を乗せることができる自転車などは車道走行を前提に、日本にはないものが造られています。
 今回、ヨーロッパ7ヶ国8台の「今、むかし」の自転車を展示するのと併せて、現在のヨーロッパの日常生活の中での自転車の利用のようすを写した映像も公開します。これらの自転車の1台1台と映像を見ることで、一口に自転車といっても国によって、歴史によって、利用方法によって、社会環境によって大きな違いがあることがおわかりいただけるのではないでしょうか。

自転車の展示
[今]
オランダ   キャビィ自転車
デンマーク  ブリット自転車
ドイツ     バーディ自転車
フランス   ベリブ自転車
[むかし]
イギリス  1900年頃 ロイヤルエンフィールド
イタリア   1959年頃 チネリ
フランス  1940年代 ヴェルダン
ベルギー 1906年頃 タンデム自転車
 
映像の公開
ドイツ  オランダ  デンマーク
(平成22年2月撮影)

 

オランダ ガゼル社 キャビィ自転車

キャビィ自転車は前輪と後輪の間隔を大幅に延長することで前輪とハンドルの間に空間を確保しています。そこに座席を設置して幼児を乗せることで低重心化を図り、高い安定性と三輪車にはない軽快な走行性能を実現した。
また座席用の雨除けカバーがオプションで用意されている他、幼児用の座席が簡単に着脱できるため多目的に利用できるなど、実用性も考慮されている。

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