自転車が誕生した1817年の2年後にはロングドレスを着用した女性でも乗ることができる自転車がイギリスで考案されました。これ以降欧米では自転車の型式変化、機能向上に合わせて女性でも軽くて乗り易い自転車の開発が盛んに行われ続けています。この結果、多くの女性が自転車を利用し、1895年に結婚した科学者キューリー夫人は週末になると自転車に乗って余暇を楽しんでいました。
しかし、同じころの日本では一部の女子学生に人気を博していましたが、大半の女性は自転車と縁がなく、その後も開発が進みませんでした。ようやく昭和30年代になって20代以降の女性が買物などに利用できる自転車の開発が始まりました。
こうした背景の下で女性用自転車の変遷について、世界最初の女性用(レプリカ)から最新の幼児1人乗せ用までの7台を展示して紹介するとともに、欧米と日本における女性の自転車に対する考え方、利用方法の違いや日本における女性と自転車の関わりについても、写真・イラスト・カタログなどで紹介します。 |