「子どものころに遊んだ自転車・三輪車」展
平成23年7月16日(土)〜平成23年10月10日(月・祝)
科学技術館2階 自転車文化センター情報室 & 北ノ丸サイクル
午前9時30分〜午後4時50分(入館は午後4時まで)
     
 
情報室会場
 
北ノ丸サイクル会場
 

 子どもにとって自転車や三輪車は遊ぶための仲間です。それは今でも、昔でも同じです。しかし歴史を振り返ってその自転車や三輪車を見てみるとそのときの時代が見えてきます。
 80〜90年前、明治から大正・昭和初期の頃はきれいな色彩やイラストもない、鉄で出来た素朴なつくりでした。しかし、使えた子どもはごくわずかでした。
 昭和30年代、今から50年くらい前になると三輪車に夢中でした。1台の三輪車に2人が仲良く乗り、あるときはテレビが少しずつ普及してくるようになり、その画面に映るヒーローになるための道具にもなりました。しかし、自転車はまだ高嶺の花でした。
 昭和40年代になり、高層住宅の増加とともに自転車が普及していき、誰もが持てるようになりました。すると子どもは少しでも大人に近づこうという想いから、自転車は擬似自動車化し、電子フラッシャー自転車が誕生し、多くの子どもはそれにあこがれたものでした。
 このように子どもが使っていた自転車・三輪車はそのときの社会のようすを色濃く反映したものでもあります。

明治期から昭和40年代までの自転車・三輪車などの展示   情報室にて公開
 

昭和天皇愛用三輪車

明治期
     
  大正〜昭和初期の子ども用自転車 大正〜昭和初期
     
  ダイワ号三輪車 昭和20年代
     
  カモメ号自転車(右の写真) 昭和40年前後
     
  富士スケーター 昭和40年代
     
  電子フラッシャー付自転車 昭和40年代後半
     
  ローラースルーGoGo 昭和49年
     
  ドレミ DX 昭和49年

子ども用自転車の生産台数は昭和40年以降急増し、43年には100万台を突破し、わずか4年で2倍になりました。
価格は変らなかったのですが、所得が増加していたので皆が買える時代になりました。
そんなときに作られたのが、このカモメ号です。「よき育児のための道具として、安全衛生的に御使用して戴けるように人間工学的見地からデザイン製作されておりますから、御安心してお子達にお与えください」とパンフレットに書かれています。
単なる大人の自転車を小さくしただけの時代から比べると、当時としては斬新なデザインで、これも人気となった要因の1つです。

 
『懐かしの光景 昭和30年代の日本の子どもたちと自転車』写真展  北ノ丸サイクルにて公開
昭和30年代の自転車と子どもたちのいる風景16点の写真を公開しています。
       
  本イベントは、財団法人JKAから競輪の補助金を受けて実施します。
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