10. 東京名所 上野公園第三内国博覧会場略図 明治23年

明治政府は「富国強兵・殖産興業」のスローガンのもとに積極的な近代化政策をすすめたが、その勧業政策の一環として内国勧業博覧会を開催した。明治10年(1877年)の第1回から明治36年の第5回まで行われた。
第3回(明治23年)は上野公園が会場で、会場内を電車が走った。パリ万博の翌年ということもあり海外の出品物も同時に展示され、華やかで内容の深い博覧会となり、天皇は何回も訪れた。
当時、自転車の輸入が始まって間もない頃であったが、山崎治兵衛(東京・京橋)と向山嘉代三(東京・浅草)の2人が自転車を出展している。