では特別に注文して造らせたものであるのかという
ことですが、この三輪車には菊の紋章がありません。
当時の自転車にはブランド名を表したマークがハンド
ルの前についていますので、紋章を入れようとすれば
可能でした。また、カタログに掲載されている販売店
は関西を中心に東京や名古屋が含まれており、図4の三輪車が四国で使われていたらしいことなどから昭和
天皇が使用された三輪車と同様の三輪車が市民の間で
使われていたと考えることができます。
以上のことから、昭和天皇が使用された三輪車は市
中で買い求められた後に、サドルに綿入りのカバーを
つけたのではないかと推測することができます。 |
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| 図4 明治後半に四国で使われていたらしい三輪車 横の長さ90cm 前輪の直径40cm 後輪の直径50cm |
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